丘の家
十勝地方、芽室の丘、辺り一面の畑の中に防風林に寄り添うように建つ木造二階建ての住宅です。
外観は、隣のマンサード屋根*の納屋に時間とともに馴染んでゆくサーモウッド*横張羽目板の外壁と雁木のアプローチが特徴的。アプローチと一体につながるリビング・ダイニングに面した雁木のデッキ、防風林側に配した落着きある一階テラス、周囲に広がる農耕地帯を望む二階テラス、と顔の違う三つの屋外空間を持ち、それぞれの場が表情の違う季節の移ろいをはこびこみ、室内に彩りを添えてくれます。
屋内は濃いめの着色に艶を出したラワン合板仕上げ。光の陰陽を際立たせながら、時の流れを感じる落着きのある空間になっています。
外観は、隣のマンサード屋根*の納屋に時間とともに馴染んでゆくサーモウッド*横張羽目板の外壁と雁木のアプローチが特徴的。アプローチと一体につながるリビング・ダイニングに面した雁木のデッキ、防風林側に配した落着きある一階テラス、周囲に広がる農耕地帯を望む二階テラス、と顔の違う三つの屋外空間を持ち、それぞれの場が表情の違う季節の移ろいをはこびこみ、室内に彩りを添えてくれます。
屋内は濃いめの着色に艶を出したラワン合板仕上げ。光の陰陽を際立たせながら、時の流れを感じる落着きのある空間になっています。
マンサード屋根:北海道の原風景の一つともなっている、十七世紀にフランスの建築家が考案した腰折れ屋根。
サーモウッド:フィンランド建築技術センターが開発した、薬剤を一切使用せずに、「高熱」「水蒸気」のみで木材を腐りにくくし、経年による変形を抑え、高耐久にする技術。
サーモウッド:フィンランド建築技術センターが開発した、薬剤を一切使用せずに、「高熱」「水蒸気」のみで木材を腐りにくくし、経年による変形を抑え、高耐久にする技術。